新年あけましておめでとうございます。

日頃から熱心に業務に取り組んでいただき、ありがとうございます。

◆昨年の状況

　昨年の上期は販売単価の下落が続き厳しい状況でしたが、下期は単価が多少持ち直す中で、仕入れ値も適正な価格を維持できたため、通期を通して業績は堅調に推移することができました。

　また、これらの業績を上げることができたのも、気候変動で猛暑日が続いた中でも、日々熱心に業務に励んでいただた従業員の皆様のおかげだと改めて感じております。そういう意味でも、下期賞与に関しては、できうる限りの還元をさせていただきました。

　また、昨年は新しい福利厚生の「ファミリーデイ」という制度を設けました。これは、従業員の皆様を支えるご家族の方にも感謝の気持ちを伝えたいという気持ちになります。「リフレッシュ休暇」共々、是非、ご活用いただき当社で働く一つのモチベーションにしていただければと思います。

◆本年の見通しと皆さんへのお願い

　本年は年明け早々にアメリカでトランプ政権が発足し、ウクライナや中東などの世界情勢も一層不透明なものとなると思われます。経済も関税の高止まり、インフレの再燃、金利上昇など、不安な要素があふれています。このような予断を許さない経済情勢の中で、古紙の市況も先が見えない不透明な状況となっています。

　また、産業古紙の排出数量が年々減少していく中で、業界ではＭ＆Ａによる再編が進んでいます。そういう状況の中でも、当社はこの20年間で進めてきたダンボール回収の物流網構築で、業界の中でも存在感を示すことができていると感じています。

　その強みを生かすためにも、お客様の評価につながる現場の皆さまの安全やクレーム撲滅に対する取り組みが、重要になってきます。三弘紙業のドライバーは「あいさつ、輪留め、後片付けなど出来ており素晴らしい」というお声をお客様よりいただくことが度々あります。引き続き、事故削減、クレーム撲滅に努力していただき、”お客様に感動していただける”サービスの提供をお願いします。

◆安全と健康に気を付けて、仕事に励んでください。

　昨年は業績も堅調に進み、皆様と創業100周年を明るくお祝いができました。古紙業界は大きな変化が訪れていますが、当社は変化をチャンスと捉えて、常に新たなことに挑戦すると同時に、当たり前のことを当たり前にできるように徹底して取り組んでいきたいと考えています。厳しい環境の中ではありますが、皆様には日々取り組まれている事柄を地道に行っていただければと思います。

　寒さが厳しくなってきましたが、体調と安全に気を付けて業務を行ってください。いつもありがとうございます。

以上

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